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最終更新日時 09/08/25
引きこもりの例
 近所の引きこもりの具体例
 
1. 完全なる引きこもり
 幼少期は兄弟に恵まれ、しっかりした子だった。なぜか小学生になったばかりで早々に不登校となる。数度の登校をはさみ、ほぼ完全に 不登校児となる。
 不登校が問題になり始めた時期に伴い、学校からグループが派遣されて登校を促す事もあったが、はたして効果があったかどうか。ついには 小学校も卒業。当然卒業証書は教師が届ける事になった。それでもまだ、外出する姿を稀ではあるが見かける事もできた。
 中学校も完全に不登校。不登校児を対象としたフリースクールも認知されかけてきた頃であり、彼も親の車送迎のもと出席していたようだ。 世間話をすると堰をきったように話し出すのだ。中学で先輩後輩といったなかで習得しているはずの敬語が全くでず、小学生のタメ口に 近かったのがとても印象的だった。また相応の経験が無い事に起因する無知ぶりが痛々しかった。
 高校はもちろん行かず。フリースクールにも出席しなくなっていた。日中の外出は一切見られなくなり、ついには姿をみなくなってしまった。
 聞くと父親も不登校であったそうだ。その子の母は何度か涙ながらに語ってくれた。病気だからしかたないとか、一切部屋からも出なくなっちゃったと。 本当に不憫でならない。
 
2. 普通だった子が・・・
 どこにでもいる小学生のS君は、親にお小遣いをもらえなかった。こづかいという概念が始めから無いのだ。とうぜん付き合いの中では おごってもらう一方である。
その子の親はというと自然食の料理教室を営み、手にする物から食べる物まで無添加にこだわっていた。お小遣いで買い食いなど しないようにという考えだったようだが、世間ではその子がおごってもらってばかりという悪い風評がたっていた。
「僕、お金使わないから偉いでしょ?」と言うのを聞き、思わず閉口してしまった。普段からおごってもらってばかりのくせに、 ヌケヌケとその言い方は無いだろうと。その子の親は、そんな事つゆも知らず。
 中学生にもなると、自分の不遇や世間の評価とのギャップを思い知る事になる。素直な彼にとってショックが大きかったのだろう。しばらくすると 不登校になってしまう。
しばらく後に風の頼りに知ることとなる。階段から落ちて打ち所が悪く亡くなったと。すでに成人を迎えていたようだが、やはり不登校から引きこもりに なっていたそうだ。