自殺について思う

NHKドラマ「空白を満たしなさい」を見て

このドラマは亡くなった人が突然各地で復生(ようするに復活)し、自分の死について向き合うストーリーです。主人公は自殺から復生します。

「自殺とは、誰もが犯すバカな行為の内のひとつにすぎない」

人は時々勢いでバカな行為をやってしまう。思いっきり酔っぱらったり、ムダに散財したり。自殺もそんな感じ。

「たまたま自殺だっただけで、全てを否定するべきではない」

死因は人それぞれ。たまたま自殺だったというだけで、その人生全てを否定するべきではない。

「身内は笑う事もゆるされない」

親族に対して世間は同情の視線を向ける。その一方で、いつまでも笑う事を許さない。

備忘録

人間だけが自殺を思いつく?

動物は悩んだり落ち込んだりするのかも知れないが、さすがにそれで自殺しない。そもそも自殺という概念に至らないかと。

つまり自殺という行為・概念について考え至らない心得が大切。

自殺はリセットでなく電源オフだぞ

ファミコンの時代。序盤でつまずくと、ゲームオーバーを迎えるよりも先にリセットボタンを押して再トライしたものだ。だが自殺はリセットボタンじゃない。電源ボタンだぞ!間違えてるぞ、ボタン。

自殺は加害行為

掃除する人、残された人、その場所に思い出を持つ人すべてに負の感情を与える。立派な加害行為かと。